フランクフルトショー 見逃しは損? 隠れたお宝たち(前編)

公開 : 2017.09.17 18:40

アウローラ・ロボティクス・マースA-800


ロシアのアウローラ社による未来的なロボットタンク。名前が示唆するように、地球だけでなく火星でも使用可能だ。機会があれば、だが。

サンダー・パワーSUV


香港に拠点を置くサンダー・パワー社の新しいエレクトリックSUV。メルセデスGLをベースにした、アストンマーチンのSUVコンセプトに似た巨大なコンセプト・モデルを2009年のジュネーブ・モーターショーで発表して以来、見かけていなかった。難しいかもしれないが、成功することを期待している。

メルセデス・ベンツ280SE(W111)


なんと美しいクルマだろうか。W111型のコンバーチブルは、1961年のフランクフルト・モーターショーで登場した。1969年にはシリーズ最終モデルとなる、280SEが発表された。3500ccのエンジンの最高出力は202psで、最高速度は209km/hだった。この種の貴重なクラシックカーは、市場価格の上昇が近年激しいが、展示モデルの€595,000はミント・コンディションとはいえ、少し高すぎる。

メルセデス280SL(W113)


非常に良いコンディションが保たれた、ゴージャスな1台。しかし、このクルマのプライスタグは£29万8,000で、いささか挑戦的だ。恐らく変わりもの好きのミリオネアが乗って帰ることを期待しているのだろう。この車種なら良好なコンディションでも、イギリスでは£15万程度で定期的に取引されている。

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