ジャパン・クラシック・ツアー 2017に潜入 脅威の求心力の源を探る
2017.09.16-18
2日目:主催側が楽しめるコンテンツでなければ…
2日目。心配していた雨は、ぱらぱらと降る程度。
まず最初に向かったのは「千里浜なぎさドライブウェイ」だ。約8kmに及ぶ砂浜をひた走る。日本海が大きく広がる。
思えばこの海辺のドライブだけでもロマンティックなものだが、そのあとに訪れた「ひみ番屋街」でもサプライズが待っていた。
氷見市のなかでは比較的新しい人気のスポットとなった「ひみ番屋街」の目の前の芝生にエントラントのクルマをディスプレイし、地元の方々と交流していたところ、どこからともなく獅子舞が。
じつは氷見市は、多くの獅子舞が伝承される地域なのだ。エントラントはもちろん、地元のひとも迫力ある生の獅子舞に見入る(複数の演目を、代わる代わるおこなう)。主催者の天野さんもこの表情だ。
「まずは自分が楽しいと思えないと、お客さんにも楽しいと思ってもらえないですよ」というのは天野さんの言葉である。
海鮮丼をいただいたあとに向かった、150km離れた糸魚川のそばに位置するフォッサマグナミュージアムでもドラマはあった。これについては表彰式の天野さんの言葉をそのまま引用するほうがいいだろう。4ページ目を楽しみにしていただきたい。