マクラーレン・グループ創立50周年
公開 : 2013.01.24 12:40 更新 : 2017.06.01 01:45
マクラーレン・グループは、今年9月2日に創立50周年を迎える。
マクラーレンは、ブルース・マクラーレンが1963年にブルース・マクラーレン・モーターレーシングを立ち上げたことからスタートしている。5人ほどの仲間からスタートしたこのチームも、現在、従業員2,000名を超える規模のグループに成長している。
F-1、CanAm、インディでの活躍はもとより、1993年に発売したマクラーレン F1、メルセデス・ベンツ SLRマクラーレン、そして2010年に登場したMP4-12Cなどといったロードゴーイング・モデルにおいて、ハイ・パフォーマンス・スポーツの世界を開拓してきた。
マクラーレンは、創立50周年という記念すべき年を通じて、様々なイベントや取り組みを行う予定だという。
チーム・シャツには「McLAREN 50」と描かれた記念ロゴがデザインされるほか、マクラーレンの歴史や伝統を綴った特別映像の制作、そして1月31日にジェンソン・バトンとセルジオ・ペレスが参加してのF1マシ、MP4-28 の発表イベントなども50周年イベントとして計画される。
マクラーレン・グループおよびマクラーレン・オートモーティブ取締役会長のロン・デニスは次のように述べている。
「マクラーレンの歴史は長く、これまでに様々な出来事がありましたが、その伝説を明確にすることは困難といえます。なぜならば、今もなお、マクラーレン・テクノロジー・センターで活躍する精力的なスタッフにより、マクラーレンの物語が日々生き生きと描かれ続けているからです。ブルース・マクラーレンは、その物語の1ページ目を書いた存在で、その伝説は今後も長きに渡り語り継がれていくでしょう。私はその途中の1章に過ぎません。これからも様々な人々が加わり、時代に沿ってそれぞれの章を書き加えていくのです。つまり、マクラーレンの歴史は未完の本であり、おそらくマクラーレンの最高の遺産なのです。」