あなたは何台知っている? 世界の大衆車、まとめ図鑑 前編
公開 : 2017.09.30 06:10
フィアット500(1957年)
イタリアにも登場した経済的なクルマは、空冷499ccをリアに積み、四輪独立懸架を備えた4人乗りだ。
オースティン・ヒーリー・スプライト(1958年)
貧乏と学生というのはいつの時代も切っても切り離せないものだが、当時の彼らはこの「カニ目」の登場に元気づけられた。生産台数は5万台足らずだが、この頃のスポーツカーとしては台数が多く、大衆の要求でクルマが高級化を進める中にあっては手頃な価格だった。
DAF ダフォディル(1958年)
このオランダのメーカーの、自動車業界の勢力図を塗り替えようという試みは成功しなかったが、足跡は残した。その理由となったのが、革新的な連続可変トランスミッションの実用化。現在ではCVTと呼ばれるそれの原型だ。