マニアックな仏車が並ぶ「ボナムス・シャンティイ・セール」 オークションの読み方
最終更新日:2017.09.29
マニアックなフランス車が、パリ近郊のお城に。今回の「オークション・リザルト」は、コンクール・デレガンス併催のボナムス・シャンティイ・セールを解読します。
■もくじ
どんなオークション?
ー「ボナムス・シャンティイ・セール」とは
ーポイント1 パリ近郊 お城が舞台
どんな車両が出品?
ーポイント2 少数精鋭で勝負
ーポイント3 落札率は低調 しかしマニアック
ーポイント4 マニアックなフランス車が並ぶ
流札? 落札? リザルト一覧
ー「ボナムス・シャンティイ・セール」リザルト一覧
どんなオークション?
「ボナムス・シャンティイ・セール」とは
●2017.09.10 「ボナムス・シャンティイ・セール」
パリ近郊のシャンティイ城で行われるコンクール・デレガンス。そのなかで開催されたオークションは、数よりも雰囲気を重視したモデルが用意されていた。
text: Kazuhide Ueno(上野和秀) photo: BONHAMS、Chantilly Arts & Elegance
ポイント1 パリ近郊 お城が舞台
世界的なコンクール・デレガンスといえばイタリアのヴィッラ・デステや、アメリカのペブルビーチがその代表格だ。そのなかでトップグレードを目指すのが、パリ近郊にあるシャンティイ城を舞台に往年のコンクール・デレガンスの精神を再現して行われるシャンティイ・アート&エレガンスである。今年で4回目と歴史は浅いものの、1920年代にフランスで始まったコンクール・デレガンスの伝統とスピリッツを復活した内容で行われるのが特徴で、クルマのみならず「ファッションショー」や「カルチャーイベント」も同時に行われる。あわせて各メーカーのコンセプトカー発表の場としても知られている。
このシャンティイ・コンクール・デレガンスの1プログラムとして開かれるのがボナムス・アート&エレガンスなのである。
ポイント2 少数精鋭で勝負
シャンティイ・セールはスペースの関係から持ち込める数に制限があるため、コンクールに相応しいモデルを選りすぐって持ち込む。台数こそ34台と少ないが、1928年のブガッティ・トルペード・グランスポールを筆頭に、ホルヒ、ベントレー、タルボ・ラーゴなどから2009年フィアット500ジョリーカーまでのこだわったクルマが用意された。
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