あなたは何台知っている? 世界の大衆車、まとめ図鑑 後編
公開 : 2017.09.30 18:40 更新 : 2019.05.04 13:03
ジャガーXJ(1968年)
XJが大衆車?そう、ラグジュアリーを大衆にもたらしたのはXJだ。すべてのジャガーは「グレイス、ペース、スペース」、つまり気品と速さと広さを、高級車市場のライバルたちよりずっと低い価格で提供してきた。それらの多くが今や取り消されてしまっているのは、残念でならない。
プジョー504(1968年)
アフリカに行くと、いまだに504のワゴンとピックアップであふれているが、これは主に、このタフで実用的なクルマが、彼の地では比較的最近まで生産されていたからだ。それに対しクーペとカブリオはレアで、コレクターの注目を集めるものになっているが、特にオープンボディの方は素晴らしくハンサムだ。
フォード・ピント(1970年)
日欧のライバルに対抗すべく開発された経済性重視のクルマだが、根本的な構造上の欠陥を隠蔽したまま開発され、それがもとで、追突された際に炎上する大事故が発生。付いた仇名は不名誉にも「4人座れるバーベキュー」というものだった。