1985〜2015年 トヨタにはどんなクルマがあった? 代表作を振り返る
公開 : 2017.10.08 16:10 更新 : 2021.01.30 21:02
トヨタiQ(2008)
トヨタは新しいシティビークルのカタチとしての革命を狙ったのだろうか。高すぎる値段設定は、iQの販売台数を虫の息にさせた。われわれは「ただクルージングの性能を備えているだけではなく、スマートを筆頭としたライバルのスーパーミニ勢と比較すると大人3人が乗れるレイアウト(4人乗りだが実質は3人乗りと言ったほうがいいため)という点で分がある」と述べたが、荷室は最低限であった。
2011年、アストン マーティンのテイストを織り交ぜたiQ、アストン マーティン・シグネットがスーパーカーを愛するひとに向け販売された。価格は£30,000(441万円)で、2年間の販売であった。
トヨタ86(2012)
トヨタはしばらくのあいだ、エンスージァストを喜ばせるようなクルマがなかったため、2012年にこのクルマが出たときは皆が歓迎した。「86はある種妥協なのかもしれないが、抱きしめたくなるクルマ。俊敏でシャープ、小さいスポーツカーを愛する世代へ向けたクルマだ」と評していた。
ちなみにアメリカの総合試験で5つ星を獲得しているクルマでもある。