深掘り、ヴァルキリー 内外装のディテール、写真とともに紹介

公開 : 2017.10.09 16:10  更新 : 2017.10.14 14:17

ヴァルキリー、どこが変わった?

このたび日本初公開されたヴァルキリーの最新デザインは、エアロダイナミクス性能の追及や革新的なエクステリア・デザイン、インテリアのパッケージングなど長足の進化を遂げていた。それではセクションごとに見てゆく。

「形状は機能に従う」エクステリア

ヴァルキリーのエクステリア・デザインのエッセンスは当初より変わっていないが、空力を担当するエイドリアン・ニューウェイがダウンフォースと効率を追求した結果現在のカタチに進化したもの。これらの変更は「形状は機能に従う」というアストン マーティンのデザインチームの理念が反映されている。

水滴型のキャビン部分の造形はかつてのグループCマシンを思わせるもので、ボディデザインに加え、垂直位置で停止するワイパーなどがレーシングマシンとの血筋が近いことが見て取れる。

フェンダー・エアアウトレット

スタイリング上で大きな変更点がフロント・フェンダー内側に開けられたエアアウトレットだ。フェンダー内やフロアの流気を上面に抜くことにより、さらなるダウンフォースを得ることに成功した。

デザイン的にもサスアームが露出し、視覚的にもメカニカルさを強調するものとなった。

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