第4世代のセアト・トレド

公開 : 2012.03.02 18:34  更新 : 2017.06.01 00:54

来週のジュネーブ・モーターショーで展示される第4世代のセアト・トレドは、プロダクション・モデルにほぼ近いものと思われる。この2012年末に生産が開始される予定のトレドは滑らかなハッチバック・サルーンだ。

トレドは、セアトのモデル・レンジではレオンとエグゼオの間に位置し、第3世代のトレドはアルテアにハッチを付けたモデルであった。

セアトは第4世代のトレドの実用性とバリュー・フォー・マネーを強調している。また、豊富なラゲッジ・キャパシティもその魅力としてあげている。リア・シートは折り畳み可能で、折り畳んだ場合500リッター以上の収納力を持つ。

全長は4480mmでセアト・レオンよりも165mm長く、ホイールベースは2600mmだ。全幅はイビサとほぼ同じサイズで1693mm。

トレドのデザインは、セアトのデザイン・ランゲージの上にあり、昨年のフランクフルトで登場したスコダ・ミッションLと親密な関係性を持つ。台形のフロントグリルはとても広く低いデザインが与えられている。そして、アグレッシブでシャープなヘッドランプはセアトの新しいデザイン・ランゲージのひとつだ。

大きなリア・ドアは後部への乗降性を向上させ、リア・ウインドスクリーンの傾斜がクーペのようなスタイルを強調する。

フォルクスワーゲン・グループの「AOプラス」のプラットフォームでトレドは形成される。エンジン・ラインナップも、フォルクスワーゲン・グループのパワープラントから選ばれることとなるだろう。

ちなみに、この新しいトレドは、次のスコダ・ラピッドの兄弟車となる。そして、そのラビットは去年のフランクフルトのミッションLがベースとなったデザインとなろう、。

セアトによると新しいトレドは、スペインで13,000から14,000ユーロ(140万円から150万円)、英国では15,000ポンド(195万円)程度の価格となるということだ。

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