フェラーリの軽量化技術 ポルトフィーノで極まる

公開 : 2017.10.16 12:40  更新 : 2021.09.26 17:00

Aピラーの秘密 10分の1まで絞込み

ポルトフィーノで最も大きな成果をあげたパーツが、Aピラーである。ピラーを構成するコンポーネントの数は、カリフォルニアでは21種類必要であったが、ポルトフィーノではたった2種類に削減されている。

フェラーリ・ポルトフィーノ

同様にシャシーを構成するパーツ数は、40%も少なくなり、その一方で剛性は30%も改善されたという。こうしたテクノロジーによって車重を80kgも減らすことに成功したのだ。

フェラーリの技術部門を率いるマイケル・レイタースは、AUTOCARの取材に対し、「こうしたテクノロジーは将来のモデルにも引き継がれます」と認め、跳ね馬の全てのモデルがさらなる軽量化とパーツ数削減を実現することを示唆した。
 

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