ボルボXC60新型、日本発売 599万円〜 操舵支援3種が標準
公開 : 2017.10.16 15:48 更新 : 2017.12.14 12:31
3つの操舵支援、標準装備に
新型XC60では、16種類以上の先進安全・運転支援機能「IntelliSafe(インテリセーフ)」を標準装備。3つのステアリング・サポート機能が新たに標準搭載となった。
ステアリング・サポート(衝突回避支援機能)
「衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム」が車両に対して、60km/hまで回避可能となった。従来のシティ・セーフティの進化版であり、ブレーキ介入のみでは衝突を避けられない状況で車両、サイクリスト、歩行者、大型動物を検知し、それらへの衝突に対してドライバーが回避行動を取った時点で操舵力を補い、場合によっては内輪にブレーキをかけ、衝突回避を支援する。作動速度域は、50-100km/h。
オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)
対向車の接近時に走行車線から対向車線へ意図しないはみ出しを検知すると、ステアリングを自動操作し、正面衝突を回避するため自車を走行車線に戻すよう支援。作動速度域は、60-140km/h。
ステアリングアシスト付きBLIS(後車衝突回避支援機能付きBLIS)
BLIS(ブラインドスポット・インフォメーションシステム)の進化版。他の車両が自車の死角に入っているとき、または隣の車線の車両が後方から急接近する場合に、それらに気づかず、車線から逸脱した場合、もしくは方向指示器を使用し車線変更しようとした場合に、ステアリングを自動で操作し車両を車線内に戻すよう支援。作動速度域は、60-140km/h。
自動運転「レベル2」相当、アシスト機能追加
全車速追従機能付きACCを設定した140km/h未満の速度域において、運転支援機能「パイロット・アシスト」を作動させると、わずかなステアリング操作で車線の中央を保持できるよう支援。渋滞中でも操舵をアシストし、先行車や隣接車線の他車と接触するリスクを低減。単独走行中でも作動可能となっている。