メルセデス・ベンツCLS、3代目に 試作車を助手席試乗 デビューは2018年
公開 : 2017.10.17 11:10
メルセデス・ベンツCLSが2018年に3代目として生まれ変わります。英国編集部は、試作車を助手席で試乗。決してメジャーなモデルではないですが、注目度は高いです。このクルマの今後を占います。
もくじ
ー CLS、3代目に 同社「孤高」と表現
ー 3代目CLSのテクニカル・ハイライト
ー 内装、大幅改善 「やりすぎ」も
ー 新型CLS 走らせてみると?
CLS、3代目に 同社「孤高」と表現
4ドアクーペといえるCLSは、メルセデス・ベンツのモデルラインナップにおいて、EクラスとSクラスの間に存在するモデルである。来年発売される予定の新型で、3世代目となるCLSは、今まで以上に開発コンセプトを明確にしたクルマでもある。
この新型4ドアクーペは、11月に開催されるロサンゼルス・モーターショーで公開される予定。MRA後輪駆動プラットフォームはEクラスと共有するが、エンジン、ドライバー・アシスタンス・システム、他のインテリア・オプション(例えば、ふたつのスクリーンを持つ「ワイドスクリーン・コックピット」システム)は、Sクラスと同じものだ。
メーカーのエンジニアによると、3世代目のCLSは、先代の2台と明確な関連性を訴求しているといい、エクステリアデザインに関しては、独特のスポーティなキャラクターを更に推し進めたという。
それがどのように達成されたかを探るために、AUTOCARはこの度、ノース・ヨークシャーで、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのプロトタイプの助手席に試乗することを許された。
試乗時、大方のメカニカルな開発は終了していて、主にソフトウェア等のセッティングのためのファインチューニングが行われていた。
試乗車の内外装には偽装が施されているが、垣間見える姿から、大幅な改良が施されていることは明白。スポーティさを更に押し出したデザインから、メーカーは、この新型CLSを「孤高のメルセデス」と呼び胸を張る。