メルセデス・ベンツCLS、3代目に 試作車を助手席試乗 デビューは2018年

公開 : 2017.10.17 11:10

新型CLS 走らせてみると?

われわれの試乗はノース・ヨークシャーの、路面の荒れたワインディングで行われ、このクルマの助手席はその状況に上手く対応していた。

最初に試乗したのは、367ps仕様の電気モーター付きのガソリンエンジン搭載車で、エアサスペンションに20インチのホールを組みあわせていた。

エアサスペンションは、Eクラスからの移植であるが、CLSのためにチューンされており、大きなギャップを通過した時でも、瞬時に外部からの入力を収束させていた。

ドライブモード別のキャラクターも鮮明。エコモードでは、必要に応じてガソリンエンジンを停止し、シームレスに48V電気モーターが駆動を取って代わる。

電気モーター駆動時の静粛性は、特筆すべき点である。しかし一旦、スポーツまたは、スポーツ+モードを選択すれば、エンジンのサウンドが復活し、シャシーも強固になる。

今回の試乗から、新型CLSにおいても、ダイナミズムを併せ持つ、強力なクルーザーという主張は正当に継承されたといっていい。しかし、運転席に乗るまでは、その結論は一旦保留にしておこう。

新型CLSは、来年の発売予定である。

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