日産リーフ 17年型試乗記 2代目どう変わった? 英国仕様との違いも
公開 : 2017.10.31 10:10
どんな感じ?
リーフ英国仕様と日本仕様の違い
今回の試乗車は英国仕様とは異なる。
英国仕様ではサスペンションはもう少し硬く、e-ペダルのスマート回生ブレーキ・システムはもう少し穏やか。そのうえ、ダッシュボードはマイクラ似となり、リアビューカメラとバックミラーのディスプレイは省かれる。
日本仕様のe-ペダルは少しアグレッシブで、英国のユーザーにはアクセルを緩めたときの減速がもう少し穏やかな方が良いと日産は考えている。どの程度というのは文字で表現するのが難しいが、ドライバーがアクセルから足を離した時に頭がゆすられる割合は減るだろう。
一方、アクセルを踏んだときのトルクは力強く、前モデルより20%大きい32.6kg-mだ。最高出力は150psで最高速は143km/h、これはちょっと心配ではある。
しかしながら、英国向けにサスペンションを硬くするのはあまり歓迎できない。すでにこのリーフは少し硬いのだ。でこぼこした道では低速でも思った以上に揺すられる。コーナリング性能が向上すると日産は言うが、それよりもまず、乗り心地を確保してほしい。