世にも奇妙なクルマ物語 知られざるトリビア いくつ知っている?(4)

公開 : 2017.11.04 06:10

トリビア(4)。むしろギョーカイのタブーに踏み込んでいるような気持ちがして、どこか落ち着かないですね。(4)は黒歴史ツヨメです。

V8エンジン搭載のシトロエンがあった

シトロエンはV8エンジンを積んだ22CVと名付けたトラクシオン・アバンを計画した。1934年開催のパリ・サロンまでにエンジンが準備できなかったため、フォードV8を搭載した3台の展示車両で急場を凌いだ。

1934年にミシュランがシトロエンの経営権を握った後、このプロジェクトは破棄され、試作車も廃棄された。しかしそのうちの一台は生き残っていたのだ。

1948年、フランスのシャルトルにあるディーラーに、かつてフランスの植民地であったベトナムから謎の電報が届いた。その電報は22CVのウォーターポンプ再生に必要な部品に関する問い合わせだったのだ。残念ながら部品は欠品で、その後誰もこのクルマの行方を聞いたものはいない。

おすすめ記事

 

人気記事