世にも奇妙なクルマ物語 知られざるトリビア いくつ知っている?(最終回)
公開 : 2017.11.05 06:10 更新 : 2017.11.10 18:26
リアエンジン・レイアウトを避難し続け、主張を退けられた社会運動家がいる
コルベアについて話をしよう。社会運動家のラルフ・ネーダーは1960年代を通じてコルベアをこき下ろした。そのリアエンジン・レイアウトを非難し、クルマの形をした死の罠だとまで言い放った。
彼の要求により、米国政府は1960〜1963年モデルのコルベアに対して2年間の継続評価を行い、ハンドリングに焦点を定めた。
1972年、米国運輸省道路交通安全局はシボレーの初期のリア・エンジンモデルは、同社のフロント・エンジンモデルと同等程度安全だという結論に達して、ネーダーの主張を退けた。