ポルシェの元最高経営責任者、シュッツが死去
公開 : 2017.11.06 12:30
売上3倍の成長を達成
シュッツは売上を3倍に伸ばして、ポルシェAGは黒字復帰を果たし、その後5年にわたって成長を続けた。
しかし、1980年後半の経済危機の影響を受け、80年代の黄金時代は終焉を迎える。対米輸出の減少に伴う北米での販売不振が経営に響き、シュッツは1987年にその責任を取り、最高経営者としての職を退いた。
シュッツは翌1988年に米国フロリダ州ネイプルズに戻り、逝去するまでこの地で過ごす。シュッツは妻と1人の娘、2人の息子を残し、生涯の幕を下ろした。