日本の冬にこそGOODYEAR 世界から見た日本のオールシーズンタイヤ事情
公開 : 2017.11.07 16:48 更新 : 2021.03.05 21:27
日本ほど「ベクター4」にふさわしい市場はない(ラミレス氏)
日本で展開する上でのオールシーズンタイヤのもつ強みとは?
「日本はVector4Seasons Hybridにはとてもふさわしい地域と言えます。南北に長い国土であり、国内の移動でも寒く雪の多い北日本から比較的雪の少ない南日本まで、様々な気象条件が共存します。そのような国土の移動でも、オールシーズンタイヤならスムーズな移動が可能だからです。急な降雪に遭遇しても、その都度チェーンを装着して降雪エリアを走行し、通過したらまた外してというわずらわしさもありません。“SNOW” マークもつくので、すべり止めタイヤを装着していないタイヤの規制でもクルマを利用することが可能なのです」と話す。
また大都市圏ではマンションなどの集合住宅の居住者も多い日本。こういうユーザーにとっても有益だと話す。「冬タイヤを使わない季節、春から秋にかけての保管場所の問題もあります。スペース的にそういうスペースを確保できないという方も少なくありません。これはタイヤ自体の性能ではありませんが、日本のユーザー環境としては無視できない点だと思います。このように様々なベネフィットが日本にはあると思うので、そういうものを提案していきたい」と付け加える。