BMW M3 CS、デビュー コンペティションパッケージ上回る、最速版

公開 : 2017.11.08 13:23

BMW M3のなかでも最速の「CS」がデビューしました。コンペティション・パッケージとは、どう違うのでしょう? 値段や販売台数にも踏みこみます。おまけ動画もお楽しみに。

もくじ

M3 CS ふつうのモデルとどう違う?
M3 CS インテリアにも軽量化を
3.0ℓ直6 標準を大きく上回る
おまけ M4 CS AUTOCAR試乗動画

M3 CS ふつうのモデルとどう違う?

BMW M3 CSの「CS」は「クラブスポーツ」の略。M4 CSにつづく4ドアモデルだ。

3.0ℓ直列6気筒ツインターボは460psを発揮、2018年1月には英国で予約開始、生産は同年3月になる見込み。生産ラインはM3「コンペティション・パッケージ」と共通だ。

M3 CSの最大の売りは「軽さ」

CFRPのボンネットや屋根を組み合わせることで、従来のスチール製と比べると、屋根単体で6kg軽い。

軽量素材は、フロント・スピリッターにも及ぶ。素材はカーボンファイバーで、軽さだけでなくリフト低減という機能面にも手を抜いていない。

M3 CS インテリアにも軽量化を

M3 CSに備わる以下2点は、M3コンペティション・パッケージから譲りうけるもの。

・軽量のMスポーツ・シート
・スポーツステアリングホイール

パフォーマンス特化型とうたわれるものの、以下3点が標準装備されるのも興味深い。

・BMWプロフェッショナルナビ
・オートエアコン
・ハーマン・カードン製オーディオ

なお、アルカンターラやレザー装飾は、ユーザーの好みに合わせてオプションで選ぶことができる。

だからといって結果的に大きく軽くなっているわけではないのだが(トータルで10kg減)、重心はコンペティション・パッケージより下がっているというのがBMWの言い分だ。

それ以上に注目すべきはエンジンだろう。

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