アルファ・ロメオ4Cのウインター・テスト
公開 : 2013.01.31 11:55 更新 : 2017.06.01 01:45
アルファ・ロメオ4Cは、今年後半にアメリカでブランドを再起動させるために、フィアットの社長、セルジオ・マルキオーネが絶対に必要としているモデルだ。
新しい4Cは、今年の後半に販売されるが、その使命は世界的にブランドの存在力を示すことにある。そのセールス目標は、それほど大きくなく、1年につき2,500台が計画されている。
エンジンは300bhp以上を発揮する1742ccターボ付き4気筒で、アルファ・ロメオの伝統に従って1750というネーミングも追加されることになるだろう。パワーユニットの搭載位置はミドシップで、リア・ホイールを駆動する。
4Cは、カーボンファイバーとアルミニウムのフレームが用いられ、その車重は1000kgを切るという。
エンジニア的にも生産的にも高コストではあるが、このシェルをフィアット・グループの他のモデル、例えば小型のマセラティに使用することで、将来的なコストを引き下げるつもりだ。
マセラティのモデナの工場で、このアルファ・ロメオは生産されることになる。3月のジュネーブ・モーターショーでデビューし、生産は5月からスタートする。