アウディ、すすむ合成燃料の研究 再生可能な電力、水、CO2から製造

公開 : 2017.11.10 19:10

e-diesel、生産はいつ頃? さらに企みも

早ければ来年には、ラウフェンブルクで最初のe-dieselを生産する計画。

アウディとプロジェクトパートナーであるIneratec GmbH、およびEnergiedienst AGは、今後数週間のうちに工場の計画申請を提出する予定。建設作業は、2018年の早い時期に開始される。

アウディがパワー・トゥ・リキッドの原則に基づいた合成燃料工場をパートナー企業と共同運営するのはこれが2例目にあたる。

2014年以来アウディは、ドレスデンに本拠を置くエネルギーテクノロジー企業、sunfireと共同でパイロット設備を運営してきた。

そこでsunfireは、パワー・トゥ・リキッドの原則に基づきながら、異なるテクノロジーを用いてe-dieselを製造する方法を模索している。

他にもアウディは、e-fuelのプロジェクトの一環として、アウディA3、A4、A5の各g-tronモデル用に、北ドイツのヴェルルテにある自社のパワー・トゥ・ガス(電力で気体燃料を製造する)工場でAudi e-gasの生産を行ってきた。

また別の専門企業と共同で、e-gasolineを製造する研究も進めている。

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