シンガーとウイリアムズ 964ベースのポルシェ911公開 生産は最大76台
公開 : 2017.11.15 22:00 更新 : 2017.11.15 22:23
シンガー社とウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリングが、964ベースのポルシェ911を発表しました。お互いのよいところを出しあい、「走るポルシェ好き」を刺激します。
シンガーとウイリアムズ 互いの知見を共有
シンガー社はウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリングと共同で、ポルシェ964ベースのモデルを発表した。
ウイリアムズの軽量化とダイナミクスによる知見、そしてシンガーが囲いこむパワーとダイナミズムを好む層へのアプローチの手法が、このクルマに反映されているようだ。
詳しく見ていこう。
3.6ℓフラット6を載せるオリジナルの964型911といえば、最高出力は247psだった。これを4.0ℓまでボアアップ。なんと9000rpmまで回るようにした。
車重は990kg。ボディとシャシーの大半がカーボンファイバーとチタン、マグネシウム、アルミニウムによって構成されていることが、こんなに軽い理由である。
カムシャフトやシリンダーヘッドなど、メカニカルコンポーネントもマグネシウムやチタンに置き換わっている。6速のギアボックス(ヒューランド)もマグネシウム製だ。
と、メカニカルな話はここまで。
シンガーが手を加えたのだから、気になるのはディテールだろう。