マクラーレンMP4-28デビュー
公開 : 2013.02.01 14:10 更新 : 2017.06.01 01:45
マクラーレンはワーキングにあるマクラーレン・テクノロジー・センターで、2013年度のF-1マシン、MP4-28をお披露目した。エンジンはメルセデス・ベンツV8、ドライバーは、昨年から引き続きとなるジェイソン・バトンと、ザウバーから移籍したセルジオ・ペレスだ。
ロータス・ルノーE21にように、マクラーレンMP4-28も視覚的には昨年モデルの進化型のように見える。しかし、相当なリビジョンがテクニカル面で行われているという。
チーム・ボスのマーティン・ウィットマーシュによれば「われわれは開発において、アグレッシブな方を選んだ。」という。
「昨年末においては、われわれは勝利を得るための充分な速さを獲得していた。今年のレギュレーションは昨年と大きく変わるところがないので、昨年のマシンを修正したものだ。」
しかし、ノーズ、フロント・サスペンション、サイドポット・プロファイル、リアのボディワークなどが再設計されている。また、昨年、多くのチームが採用したカモノハシ・ノーズだが、マクラーレンは昨年から引き続き滑らかなノーズを採用している。
しかし、そのノーズも含め、この第1号車がそのまま開幕に現れるわけではない。
「現在のマシンは、開幕戦までに更に多くのテストが必要だ。」とコメントしている。