メルセデスC63 AMGにエディション507登場
公開 : 2013.02.01 18:29 更新 : 2021.01.30 21:38
メルセデス・ベンツは、現行のC63 AMGシリーズに500bhpのエディション507を追加し、3月のジュネーブ・モーターショーでデビューさせる。
このエディション507の507は、メートル法で507PSであることを示す数値で、サルーン、クーペ、エステート、それぞれに設定される。
2014年にはCクラスが新しくなり、そのエンジンも4.0ℓのツインターボとなることがほぼ決定していることからも、このエディション507が、ノーマル・アスピレーション・エンジンを搭載する最大のパワーを誇るCクラスとなることは間違いない。
そのパワー・ユニットは、標準的なC63 AMGより49bhp増やされ、トルクも1.1kg-m増やされた62.2kg-mとなる。
パフォーマンスは、サルーンとクーペが0-100km/h4.2秒、エステートが4.3秒。最高速度は280km/hに制限されている。これは標準的なC63 AMGにオプションのAMGドライバーズ・パッケージを装着したモデルと同一だが、エディション507ではこれが標準装備となる。
エクステリアは、C63 AMGクーペ・ブラック・シリーズのように、冷却穴の開けられた新しいアルミニウム製ボンネットと、グロスブラック・フィニッシュのされたスポイラー、ミラー・カバー、グリル、デイタイム・ランニング・ライトまわりが装備されう。また、マグノ・プラチニウム・ペイントもオプションで用意される。
インテリアは、アルカンタラのステアリング・ホイールと、ステッチの入ったシートが専用装備。また、アロイ・ホイールは19インチが装着される。タイヤ・サイズは、フロントが235/35、リアが255/30だ。
コンポジット素材の使用されたハイ・パフォーマンス・ブレーキも、エディション507では標準となり、ブレーキ・キャリパーは赤くペイントされる。