新型シビック・ハッチバック試乗 日本価格280万円 セダンと比較
公開 : 2017.11.25 20:10 更新 : 2017.11.25 20:27
シビック新型に試乗! 英国製のハッチバック、日本製のセダン。どちらも全幅は1800mmに達します。Cセグ・トップを狙うホンダの野望はいかに……?
もくじ
どんなクルマ?
ー 10代目 目指すは、Cセグ・トップ
ー 全幅1800mmのシビックとは?
どんな感じ?
ー 試乗 思い出すあのクルマ
ー セダン/ハッチ 走りの違いは?
「買い」か?
ー価格約280万円 ハッチバックは買いなのか
スペック
ー シビック・ハッチバックのスペック
どんなクルマ?
10代目 目指すは、Cセグ・トップ
1972年に誕生したホンダの誇る「世界のベーシックカー」の10代目。初代シビックはFWD2ボックスの先駆的1台となるだけでなく、大難問だったマスキー法(排ガス規制)をCVCCエンジンによって見事クリア、こんにちに至る4輪自動車メーカーとしてのホンダの地位を確立した。なんせホンダが2016年に達成した累計生産台数1億台のうち、シビックは約2400万台、4分の1を占めている。
ご存知のようにシビックは代を重ねるごとに北米市場向きにボディを拡大、日本ではフィットが事実上その後継役を担っていることから一時カタログから消えていた。それが帰ってきたのだから、まずはめでたい。
10代目の開発陣はホンダのDNAとして「キビキビした気持ちよい走り」「かっこいいデザイン」、Cセグメント・トップクラスの「操る喜び」を持たせたいと考えた。世界のCセグの進化に対する危機感、「ホンダは保守的になってきたんじゃないか」という顧客のナマの声に、今一度、シビックらしい大胆なチャレンジをすることになったという。