フィアット・クライスラー初のオール・ニュー・ジープ
公開 : 2013.02.02 12:05 更新 : 2017.06.01 01:45
フィアット・クライスラーの提携による最初のジープは、リバティをフル・モデル・チェンジしたもので、3月のニューヨーク・モーターショーで登場する。と同時に、チェロキーのネーミングも復活する。
ヨーロッパでは、ランドローバー・フリーランダー、ホンダCR-V、日産エクストレイルに対抗するモデルとなる。
最終的なテストを受けているモデルは、ダッヂ・ダートのベースともなったフィアットのコンパクト・ワイド・プラットフォームが使用される。駆動方式は4WD、V6エンジンはガソリンとディーゼルの両方が用意される。
ガソリン・エンジンは、ヨーロッパ市場では発売される予定がないが、クライスラーの3.6ℓを3.2ℓにコンバージョンしたものだ。
また、この新しいジープ・リバティは、9速オートマティック・ギアボックスを搭載する最初のモデルになる。
フィアットのCEO、セルジオ・マルキオーネは、「このトランスミッションは将来的にクライスラーのFWDと4WDモデルに搭載されることになる。」とコメントしている。
そのスタイルは、フェイスリフトしたグランド・チェロキーのような7バー・グリルを持つフロント・エンドが特徴。
新しいジープは、5月23日からオハイオのトレド工場で生産されるが、来年には中国の広州でも生産されることになる。