ルノー・セニックXMODがジュネーブでデビュー
公開 : 2013.02.05 14:45 更新 : 2017.06.01 01:46
ルノー・セニックXMODと呼ばれる新しいクロスオーバー・モデルが、現行セニックに変わるモデルとしてデビューした。セニックに対して、高い車高、新しいバンパー、サイド・ガード、新しいアロイ・ホイールとルーフバーなどで、オフローダ・ルックとしている。
XMODはFWDだが、悪路走破性に関しては、ニュー・グリップ・エクステンド・トランクション・コントロール・システムの採用で向上させているという。
このグリップ・エクテンドは、センターコンソールのノブで、マニュアルでコントロールするというもの。「ロード」モードは標準的なセッティングで、従来のトラクション・コントロールとして働く。「ルーズ・グラウンド」モードでは、エンジン・トルクを制御して、低いグリップ路面での走破性を上げる。そして「エキスパート」モードでは、エンジンのコントロールはドライバーの手を離れ、システムが行うことになる。
セニックXMODのトランク・スペースは現行セニックの552ℓから555ℓに増やされる。
また、新しいセニックXMODとグランド・セニックは、ルノーの新しいRリンク情報エンターテイメント・システムを備える。
セニックXMODと、フェイスリフトされたグランド・セニックは、3月のジュネーブ・モーターショーでデビューする。セニックXMODは5月に英国で発売される予定で、価格は現行セニックよりも800ポンド(12万円)ほど高くなる模様だ。