アルファ・ロメオ 2018年にF1復帰 ザウバーのタイトル・スポンサーとして

公開 : 2017.12.01 06:10  更新 : 2018.01.11 16:40

アストン×レッドブルから今後の動向を予想

2017年のコンストラクターズ・チャンピオンシップでザウバーは獲得ポイントわずか5ポイントで最下位に沈んでおり、ドライバーズ・ランキングでもパスカル・ウェーレイン、マーカス・エリクソンとアントニオ・ジョビナッツィはそれぞれ17位、20位と22位に留まっている。

フェラーリジュニア・ドライバーであるジョビナッツィと今年のFIAのF2チャンピオンであるシャルル・ルクレールが2018シーズンのザウバーのステアリングを握ることが既に決まっている。

ルクレールはキミ・ライコネンからフェラーリのコックピットを奪う存在だと言われてきたが、フェラーリ・チームは常にルーキー・ドライバーの起用に消極的であり、ザウバーでの今年の戦いぶりでこの新人ドライバーを評価するつもりのようだ。

アルファ・ロメオのケースはアストン マーティンとレッドブル・レーシングのタイトル・スポンサー契約と同じようなものである。

この英国メーカーは2018年のレッドブルのタイトル・スポンサーになるが、2016年に始まった技術的な関係をより強化し、アストン マーティンがハイパーカーと称するヴァルキリーを生み出す一方で、将来的にはパワートレイン・サプライヤーになることも検討している。しかし2018年シーズン、レッドブルはタグ・ホイヤー・ブランドのルノー製ユニットを継続使用する。

この新たなアルファ・ロメオとザウバーの契約は、30年に渡ったアルファ・ロメオのF1休止期間を終わらせることになる。

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