ベントレー・フライング・スパー、ティザー写真を公開

公開 : 2013.02.05 16:41  更新 : 2017.06.01 01:46

ベントレーは来年後半に200mphサルーン、フライング・スパーをスポーティに変身させる。メルセデス・ベンツSクラスよりも一歩前を行くことを目的としたモデルで、この度、そのディザー写真が公開された。

新しいスパーは、既存のプラットフォームを再構築し、新しいボディを被せたモデルだ。重要なテーマは、スポーティなデザインが与えられ、新しいコンティネンタルGTとミュルザンヌからのデザイン要素を受け継ぐ。

GTの2ドアの逞しい筋骨隆々な後部デザインは、幾分和らげられコンバージョンされる。また、ミュヌザンヌのエレガントなキャットウォークも移植される。

「以前よりもコーク・ボトル・ラインが強調されたモデルになるだろう。」と情報筋は語っている。

主な市場となる中国では、オーナー自らがステアリングを握ることを好むため、インテリア・パッケージにもスポーティさが盛り込まれている高級なモールディング、スイッチやレバー、そして本革製のトリムなどはMk2のコンチネンタルGTのものが流用される。

エンジニア面では、パワー・トレーンの騒音の低減、乗り心地の改善が計られている。

パワートレーンは、コンティネンタルGTのセットと同じ。まず、ツインターボ4.0ℓV8は550bhp、67.3kg-mで、8速のZF製のオートマティック・ギアボックスを組み合わせられる。パフォーマンスは、0-96km/h加速が5.0秒、最高速度は290km/hだ。価格は120,000ポンド(1,750万円)と、S63 AMGに近い価格となろう。

一方、スパーW12は、567bhpのエンジンとZF製8速オートマティック・ギアボックスの組み合わせ。最高速度は320km/h。更に616bhpのスパー・スピードは、最高速度320km/hプラスとなろう。

この新しいスパーは、3月のジュネーブ・モーターショーでお披露目されるか、あるいは9月のフランクフルト・モーターショーで発表になる。

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