祝、日産GT-R 10周年 日の出から日の入りまで、547kmの旅にでた
公開 : 2017.12.02 10:10 更新 : 2018.01.10 17:51
番外編1 次期日産GT-Rはどうなる?
日産GT-Rが登場後すでに10年経過していることを考えれば、次期モデルの登場がすぐそこまで迫っていることを期待するだろう。
しかし、日産のお偉方は新しいGT-Rについては何も語ろうとはしない。本誌に対しても現行モデルは日産の象徴としての務めを十分果たしていると語るのみだ。
しかし、新型GT-Rの開発は日本で秘密裏に進められており、最新のSUVスタイルのIMx EVコンセプトがGT-R NISMOよりもさらに大きなトルク(66.5kg-mに対して71.3kg-m)を発生させることを考えれば、日産の次期フラッグシップ・パフォーマンス・モデルがパワートレインの一部にモーターを採用しても何ら驚きではない。
番外編2 最高のGT-Rと購入予算
GT-R(2011年式) 予算:43000ポンド(636万円)
2007年の登場以来、日産はGT-Rの年次改良を重ねているが、2011年には初めての大規模改良が施された。エンジン・パワーは530psへと高められ、乗り心地の改善とギアボックスの耐久性向上が図られた。
GT-Rトラック・パック 予算:50000ポンド(739万円)
2012年に登場したトラック・パックは、来るべきGT-R NISMOがどのようなモデルになるかのヒントを与えてくれた。高名なGT-R専門家であるイアン・リッチフィールドによれば、このトラック・パックはこれまでで最高のGT-Rである。
GT-R NISMO- N-アタック・キットA 予算:150000ポンド(2217万円)以上
2013年モデルのGT-R NISMOにはいくつかのバージョンがあったが、ニュルブルクリンクで7分08秒679のラップタイムを記録したのはこのN-アタック・キットAである。英国には1台のみが存在すると考えられている。