718ボクスターGTS試乗 365ps/PDK シャシーチューンの評価は?
公開 : 2017.12.05 18:10 更新 : 2017.12.05 18:51
ケイマンGTSと比較 重量差は?
ポルシェ曰く、この4気筒ターボの重量はターボチャージャーや拡大された排気系などを含めて、先代の6気筒と同等だという。とはいえ、新型GTSは先代より30kg重い1405kg。おもしろいことに、これは718ケイマンGTSと同じウエイトだ(欧州仕様)。つまり、オープンモデルでありながら、クーペボディに何ら引けを取らない動力性能を期待できるわけである。
GTSとSの2車種は、外観の手直しによって識別ができる。フロントバンパーの形状、ヘッドライト・ハウジング内部のブラックアウト加工、大型ディフューザー、センター出しの黒いテールパイプ(標準装備のスポーツエグゾーストシステム)、ドア前端のGTSロゴなどが、GTS専用だ。
黒塗りの20インチ・アルミホイールには、前235/35、後265/35のタイヤを履く。PASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメント)が標準装備されるなど、シャシーをチューンした結果、ロードクリアランスは10mmダウンされた。