シボレー・カマロ 山あり谷ありの50年まとめ 後編
公開 : 2018.01.02 06:10 更新 : 2019.05.04 13:03
シボレー・カマロ(5代目・2010年)
わたしたちが完全な脳死に陥っていないことを示す証拠として、GMはシボレー・カマロを造るつもりです」とは、2006年当時のリック・ワゴナーCEOのコメントだ。しかしながら、GMは財政が逼迫しており、5代目カマロの登場は2010年まで待たされることとなる。
コンセプトカーにインスパイアされたスタイリングと、前後フェンダーの張り出したコークボトル・ライン、エンジンは325psのV6と432psのV8。Tトップは設定されなかったが、翌年には正真正銘のコンバーティブルが追加された。5代目カマロの人気は高く、それは国内需要を満たすのに精一杯で、輸出仕様の用意が遅れたほどだ。