CX-8試乗 走り/内装/3列目シートの評価は? 12/14発売

公開 : 2017.12.07 06:10

ディーゼルのエンジン音、ロードノイズは?


低い総減速比のツケは巡航エンジン回転数の上昇に現れるが、100km/h巡航(6速)時で2000rpm弱でしかない。CX-5対比で150rpmくらい高い程度なので、ギアで稼いでいる印象は皆無に等しい。変速制御も1500〜2000rpmの巡航に合わせた制御。この辺りはCX-5と大きく変わらず、悠々としたドライブフィールと省燃費の一石二鳥型。どちらも国産車のトップクラスであり、とくにトップギアの加速性能と維持能力は高速ツーリングでの心地良さに大きく寄与している。


付け加えるならば静粛性もエンジン回転数を意識させない要因のひとつだ。静粛性でも定評のあるマツダ・ディーゼルだが、CX-8はエンジン騒音量を減少させるだけでなく、燃焼音をさらに穏やかにしている。巡航中はロードノイズに隠蔽されてしまうほど。そのロードノイズにしてもSUVとしては耳当たりでも騒音量でも優等生だ。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

人気記事