ミドシップ・フェラーリの50年を一気に振り返る 前編
公開 : 2018.01.03 06:10
フェラーリ・モンディアル(1980年)
これまた人気車種とは言えないフェラーリだが、このミドシップ4シーターは、クラシックな跳ね馬の価格が高騰する最近では、エントリーモデルとしての人気を獲得しつつある。308GT4の後継モデルで、1982年には4バルブ化を果たす。1983年にはカブリオレも登場するが、白眉はその2年後に発表されるモンディアルT。横置きだったV8を、縦置きへと変更する大改修が行われたのだ。