ミドシップ・フェラーリの50年を一気に振り返る 後編

公開 : 2018.01.04 06:10  更新 : 2019.05.04 13:03

ミドシップ・フェラーリの半世紀、後編です。究極のフェラーリであるスペチアーレが半ば定例的に登場し、V12ストラダーレはFRに回帰し、V8ミドモデルが過激さを増していく過程を追います。

フェラーリF40(1987年)


フェラーリが自らの40周年を祝うモデルに、もはや遠慮はなかった。F40は、これまで生産されたモデルの中でも、飛び切り過激な部類に入る1台だ。数多くのダクトが配されたボディ、高くそびえるスポイラー、そして2936ccのV8ツインターボ。478psを叩き出し、トップスピードは323km/hと、初めて時速200マイルを超えたフェラーリとなった。

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