マセラティ・ギブリSに試乗 マイナーチェンジした2018年型 手放しに推せず
公開 : 2017.12.08 11:50 更新 : 2017.12.08 11:53
マセラティ・ギブリSがマイナーチェンジしました。今回は「グランルッソ」に試乗。MY2018は、「色気」は認めるものの、悪癖が完全に払拭されたわけではありませんでした。
もくじ
どんなクルマ?
ー MY2018 広範囲のマイナーチェンジ
ー グランルッソ/グランスポーツ 違いは
どんな感じ?
ー ギブリ マイチェンで変わったところ
ー 「心から楽しめる」とは言えない
「買い」か?
ー 「色」はあるが、それだけでは推薦できず
スペック
ー マセラティ・ギブリSグランルッソのスペック
どんなクルマ?
MY2018 広範囲のマイナーチェンジ
マセラティは昨年、ダッシュボード周りの設計変更も必要となるインフォテインメント・システムに、大幅な刷新を加えた。アダプティブ・クルーズコントロールに、渋滞時の自動追従機能、前方の衝突警告と衝突被害軽減ブレーキ、ブラインド・スポット・モニターなどの機能が追加されたのだ。
また、一番非力なV6ツインターボ・ガソリンエンジンの最高出力は、330psから348psへ増強されている。
今回のマイナーチェンジは、発売後4年間の中で最も広範囲に及ぶものとなっている。
2018年のマイナーチェンジでは、この電子制御による運転支援システムに追加する形で、パワーステアリングを油圧から電動とし、レーンキープアシスト制御が導入されている。
エクステリアでは、ノーズやグリル、テール周りのデザインも新しいものとなった。アダプティブLEDヘッドライトが標準装備となり、レヴァンテやクワトロポルテのように照射範囲のコントロールが可能となっている。
グレードが新設されたのも、この世代の特徴だ。