新型フォルクスワーゲン・ポロ「GTI」試乗記 2018年型は「正当派」
公開 : 2017.12.14 11:40 更新 : 2018.01.11 18:08
新型フォルクスワーゲン・ポロ「GTI」の試乗記です。フィエスタSTやクーパーSほど尖ってはいないけれど、2018年型は「正当な」やりかたで勝負している印象です。
もくじ
どんなクルマ?
ー 「GTI」の名が、ポロ/Up!に
ー ポロGTI 2018年型の特徴
どんな感じ?
ー 責任者は「あの男」 ゆえの期待
ー 内装を検証 いざ走りだすと?
ー 新型ポロGTI 気になるところ
「買い」か?
ー 有力候補ほどキャラ立たず ただし正統派
スペック
ー フォルクスワーゲン・ポロGTIのスペック
どんなクルマ?
「GTI」の名が、ポロ/Up!に
自動車レビューの最初の文章に、あるいはハッチバックのグリルでもいいが、「GTI」という文字を見たら、「ゴルフ」を思い浮かべるひとの方が多いかもしれない。
そのとおりだと思うし、それも仕方がない。
何といってもゴルフGTIは昨年40周年を迎えたのだ。けれど、フォルクスワーゲンは20年以上も努力してはいるものの、その明確なホットハッチの遺伝子を下位の高性能モデルにうまく移植できたことはない。
もちろん1990年代の半ば以降、なかなかいいチャレンジもあったし(ルポGTIのこと)、あまり上手くいかなかったこともあった(3代目のポロGTIとか、他にもある?)。
しかしここ最近、フォルクスワーゲンは「GTI」を各モデル共通の独立したブランドにしようとしており、その方針の下、開発されたのが近日発売のUp! GTIと、このクルマ、6代目ポロの強力バージョンなのだ。