ボルボ、一般家庭に「XC90」提供 自動運転実験に 「Drive Me」の一環
公開 : 2017.12.14 12:20 更新 : 2017.12.14 12:30
実際に一般家庭で何をする?
ハイン家とシモノフスキー家に納車されたボルボXC90には、最新の運転支援機能と家族の反応をモニターしたり、周囲の道路状況を記録する多数のカメラやセンサーが備え付けられている。
テストの初期段階では、2組の家族は運転する際にステアリングホイールから手を放すことなく運転。「Drive Meプロジェクト」の全ての参加者は特別なトレーニングを経て、次第により先進的な運転支援機能を持った車を提供されるのだ。
この際にも、ボルボ・カーズの安全のエキスパートの指導のもと、安全が保障された環境でテストが行われる。安全面に少しでも問題があると思われるテクノロジーは、一切テストに導入されないのだという。
今年初めに「Drive Me」のテストに最初に選ばれたハイン家は、アレックスとパウラ夫妻(45歳)、フィリッパ(17歳)、スミラ(14歳)の4人家族。
さらにサスコ・シモノフスキー(44歳)とアンナ(41歳)夫妻、エリン(10歳)、ヴィリアム(8歳)の家族もくわわっている。今後のプロジェクト進行に合わせて、携わる家族が増えていく予定だという。