AUTOCARが選ぶ、ダメだけど愛してしまう18台のクルマたち 前編

公開 : 2017.12.16 06:10  更新 : 2021.03.05 21:36


キア・プライド(1991年)


フォード・フェスティバと聞いて、青春を思い出す世代もおいでだろう。開発と生産を手掛けたマツダでは、121と銘打ったコンパクトカーだ。製造は韓国のキアでも行われ、自社ブランドではプライドの車名で販売。1991年にマツダ版が2代目へ移行した後も、初代プライドはそのまま継続した。登場した時点ですでに時代遅れのクルマだったが、売れ行きはキアが足場を固めるに十分なほど好調だった。

現時点で2017年の販売台数が、マツダの約130万台に対し、キアは230万台に達していることを考えると、初代プライドの功績の大きさを実感させられる。クルマそのものとしては、見返すとボディサイドのプレスラインが新鮮に思える。

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