AUTOCARが選ぶ、ダメだけど愛してしまう18台のクルマたち 前編

公開 : 2017.12.16 06:10  更新 : 2021.03.05 21:36


メルセデス・ベンツML(1997年)


初代Mクラスは、メルセデスの製造クオリティがどん底にあった時期に登場した。結果として、予想される問題点をすべて予想通りに備えたクルマとなった。

塗装は剥がれ、パネルは落ち、電装系も機械系も故障は当たり前。それでも、Mクラスのセールスは衰えなかった。スリーポインテッド・スターの威光もあるが、見慣れるほどに、そして改良されるごとに、スタイリングがユーザーに受け入れられていったともいえる。

また、これはアメリカで生産された初のメルセデスでもある。良くも悪くも、歴史に名を遺すクルマだ。

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