BMW i3s、「s」が付くことで変わったのか 試乗で「楽しさ」を検証

公開 : 2017.12.15 11:40  更新 : 2017.12.15 14:00

i3→i3sへ なにがどう違う?

従来のi3に13ps(今や183psだ)と2.1kg-m(今では27.5kg-m)が加わったが、バッテリーは33.2kWhのままである。純粋な電気自動車と2気筒650ccのレンジエクステンダー付が選べる。後者では航続距離を伸ばすことができるが、重量は120kg増す。

しかしi3sの走りでより重要なのは、通常より車高が10mm低められ、トレッドは40mm広くなり(ホイールアーチも大きくなっている)、より大きなホイールとタイヤを与えられたということだ。今では20インチのリムに195/55プロファイルのタイヤを履いている。従来は19インチの155/70タイヤだった。乗り心地とハンドリングに大きく影響するだろう。

そのほかのパッケージングはほぼ従来通りである。リアエンジン、リアモーター、リアドライブのファンキーなインテリアを持つクルマで、所々に普通とは異なった素材が使われている。

また、このモデルには最新のソフトウェアが載った新しい10.3インチのインフォテインメントディスプレイが搭載されている。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

人気記事