BMW i3s、「s」が付くことで変わったのか 試乗で「楽しさ」を検証

公開 : 2017.12.15 11:40  更新 : 2017.12.15 14:00

「買い」か?

テスラ日産リーフよりも楽しい

i3はスーパーミニサイズだが、価格は違う。およそ3万ポンド(455万円)の値札が付いたi3はやはりプレミアム・チョイスだが、複合素材からなる車体は合理的でインテリアは高級だ。

英国における電気自動車の補助金(4500ポンド=68万円)を差し引くと、i3は3万2475ポンド(493万円)、レンジエクステンダーは3万5625ポンド(540万円)。レンジエクステンダーを選べば、次の給油まで最大150kmも航続距離が延び、なにより旅行中に燃料補給ができる。

150kmの延長を必要とするかどうかわたしにはわからないが、i3を購入したユーザーの60%が買ってよかったと回答しているそうだ。

また、運転が楽しいという理由であなたが電気自動車を買うかどうかもわたしにはわからないが、しかし、こうは言える。「s」のついたi3は、i8や「ばかげたモード」付きのテスラ・モデルS、それに日産リーフなど、ほかのEVよりも楽しいクルマだ、と。

これだけの理由で、BMW i3sは、われわれの好きなEVのお気に入りの1台になったことは間違いない。

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