新ディフェンダー 18年発表、19年発売か デザインは複数へ

公開 : 2017.12.19 06:10

耐久性よりプレミアム 技術は先端を

フランクフルト・モーターショーで直撃したのは、デザイン部門を率いるゲーリー・マクガバーンだ。

筆者に対して彼は「プレミアム・デュラビリティ」という言葉をしきりに使った。

「機能を考えるうえで、耐久性に重点をおくことを疑わなければなりません」という言葉に真意がうかがえる。むろんディフェンダーを名乗る以上、これまでのモデルを意識しなければならないが、ミニやフィアット500フォルクスワーゲンビートルが用いた手法とおなじように、デザインのエッセンスとして捉えるほうが、いまの時代は大切なのだ。

これまでのモデルとのデザイン上の共通点をもたせる一方で、ランドローバー史上もっともハイテクなモデルとなる可能性も。同社の「テレイン・レスポンスII」を備えることで、クラスを牽引するオフロードの走破性を披露することも想像できる。

気になるのは、どこで製造されるか。イングランドのソリフル工場やキャッスル・ブロムウィチ工場はいま、アルミボディのモデルの製造で手一杯なのだ。

したがって、スロバキアのファクトリーか。いや、そのほかにアウトソーシングすることも考えられる。

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