ヴェラール、ディーゼル試乗 価格1053万円 トップグレード車
公開 : 2017.12.20 11:40 更新 : 2021.04.13 18:04
レンジローバー・ヴェラールの「ディーゼル車」に試乗。全33種が揃う日本仕様のヴェラール。2.0ℓディーゼルの走りを、20枚超えの写真とともにレポートします。
もくじ
どんなクルマ?
ー 全33種のラインナップ
ー 2.0ℓインジニウムディーゼル試乗
どんな感じ?
ー ラグジュアリーな走り 燃費14.4km/ℓ
ー 6種の走行モード 4WDは洗練
「買い」か?
ー 美しさで選ぶディーゼルSUV
ー レンジローバー・ヴェラールR-ダイナミックHSE(ディーゼル)のスペック
どんなクルマ?
全33種のラインナップ
ヴェラールは、レンジローバーのラインナップにおいては、スポーツとイヴォークの中間を担うモデルだ。日本仕様のラインナップは、まずエクステリアのディテールによって、「ヴェラール」と「ヴェラールR-ダイナミック」を設定。それぞれで3タイプのガソリンエンジンと、今回試乗したディーゼルエンジン搭載車の選択を可能とするほか、スタンダードモデルに加えて、「S」、「SE」、「HSE」の装備レベルが用意される。選択肢はトータルで32タイプ。さらに日本デビューから1年間のみ販売される、「R-ダイナミック」、「3ℓV型6気筒スーパーチャージドガソリンエンジン」、「HSE」という仕様に特別装備を採用した「ファーストエディション」が用意されているから、現段階では実に33タイプがラインナップされている計算になる。オプション装備の選択を含めれば、そのバリエーションはまさに無限大といえる。
このワイドなバリエーションから、どのモデルを選択しても、まず感動させられるのは、エクステリアとインテリアのデザインだ。ヴェラールがスポーツとイヴォークの間を担うモデルであることは最初に触れたが、なるほどエクステリアデザインには、その両方のエッセンスが採り入れられ、さらに「リダクショニズム」、すなわち無駄な加飾を省きシンプルなデザインを実現するというコンセプトのもと、あたかもひとつの固体から削り出したかのような、彫刻的な美しさを持つボディが実現している。