ヴェラール、ディーゼル試乗 価格1053万円 トップグレード車

公開 : 2017.12.20 11:40  更新 : 2021.04.13 18:04

6種の走行モード 4WDは洗練

レンジローバー・ヴェラール ディーゼル車試乗

センターコンソールのダイヤルスイッチで走行モードを選択するテレインレスポンスには、「オンロード」、「草/砂利/雪」、「泥/轍」、「砂地」、「エコ」、「ダイナミック」という6つのモードが用意されているが、さらに「テレインレスポンス2オート」を選択すると、ドライバーはそのチョイスをする必要もなくなる。走行状況をモニターして、システムの側が自動的に最適なモードへと移行してくれるからだ。

レンジローバー・ヴェラール ディーゼル車試乗

今回の試乗ルートは、東京都内のオンロードに限られていたため、ほとんどの時間はオンロード、エコ、そしてダイナミックのモードでドライブすることになった。HSEでは前後のタイヤは20インチ径となるが、これもまたコーナリングに軽快さを生み出す大きな理由だ。前後左右のトルクを常に最適に調節してくれる、インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス=IDDを備えた4WDシステムの機能も素晴らしい。その制御は実に自然で、もちろん違和感を覚えることなどは皆無だった。

レンジローバー・ヴェラール ディーゼル車試乗

あとはレンジローバー自慢のオフロード性能を試すことができればと思ったのだが、残念ながら今回はそのようなステージには恵まれなかった。もちろんこのヴェラールには、例のテレインレスポンスのほかにも、オールテレインプログレスコントロールやヒルディセンドコントロールのような、安全なオフロード走行をサポートするためのさまざまな機能が満載されている。
 

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