ドライバーズカー選手権2017(最終回) ついに優勝モデルが決定!
公開 : 2018.01.05 15:40
ラップタイムの順位について
今回のカースル・クーム・サーキットでのラップタイムは、過酷な条件の2日間で計測した。AMG GT Rとi30 Nの走行時は、最も滑りやすい路面状況だったが、極めて大きな違いは無かったと思う。
滑りやすいブレーキングエリアとコーナーに対して、ドライに近い部分が入り混じった路面。とはいえ、その差は存在したので、ラップタイムに関しては補正を掛けた数字も併せて表記している。
主観的には、マクラーレンは最速のクルマだと思うし、テストスケジュールに余裕があれば、もっとタイムを詰めることもできたと思う。
しかし、大きな驚きは、220psものパワー差がありながら、マクラーレン720Sと0.3秒差で周回した、ポルシェ911 GT3の素晴らしさ。ポルシェはまた、われわれが設定したスピード計測ポイントの3カ所すべてで、最速の数字を叩き出している。
うねった古い路面は、クルマの信頼性をテストするにも良好で、シビックは全てのコーナーのエイペックスを最速のスピードで走り抜けた。最後に、そのグリップとシャシー性能の高さを評価したい。