マセラティ・レヴァンテS試乗 ガソリン車は英国で初 ディーゼルとの比較も
公開 : 2017.12.29 11:10 更新 : 2017.12.29 11:30
3.0ℓV6ターボ 詳細の数値は
フェラーリが供給する、ツイン・ターボで過給の3.0ℓガソリン・エンジンは、430psのパワーと59.1kg-mのトルクを4500rpmで発生する。メーカーによれば、0-100km/h加速を5.2秒で駆け抜け、最高時速は262km/hに達するという。
ディーゼル・エンジン・モデルの燃費は、リッター13.8kmを標榜し、ガソリン・エンジン・モデルの燃費はリッター9.1kmで、253g/kmのCO2を排出する。
2018年モデルの導入にあたり、マセラティはふたつの新しいモデルを追加している。レヴァンテ・ディーゼルかレヴァンテSを選択した後は、グラン・スポーツかグラン・ルッソのどちらかの仕様を選ぶことができる。
前者は、ブラックのボディ・トリムやサポート性のよいスポーツ・シート等、スポーティなデザイン・タッチを加え、後者は、エクステリアにクロームやボディ同色の手当てを行い、インテリアにはカーボンファイバーに代えてウッド・トリムをあしらいラグジュアリー性を高める。
他では、電動ステアリング、レーンキープ・アシストや道路標識認識などを含む、レベル2の先進ドライバーアシスト・システムを導入している。
レヴァンテを購入した90%の人は、過去にマセラティを所有したことが無いというから、このクルマは、マセラティが画策する事業戦略上の重要なエントリー・ポイントとして機能する必要がある。