アストン マーティン V8ヴァンテージ 中古なら4.3? 4.7? 故障のリスクは?

公開 : 2018.01.04 10:10  更新 : 2018.01.04 11:52

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スチュワート・ゴルードスミス
リッキー・カン社シニア・エンジニア

ヴァンテージのV8エンジンは頑丈で信頼性も高いですが、もちろんメンテナンスは重要です。しっかりした整備記録があるか、確認は不可欠ですね。ただ、そのメンテナスは必ずしも正規ディーラーで受けていなくても大丈夫です。様々な車種に関わっている分、ディーラーのサービス工場と遜色ないメンテナスが可能だと思います」

「タイヤのブランドや、その状態の確認も大切なポイント。エアコンやヒーターのコントロールが正常に機能するかも見ておきましょう。修理はかなりの高額となります」

「しっかりメンテナスされたアストン マーティンV8ヴァンテージなら、想像以上に手頃な費用でオーナーとなれるはずです」

知っておくべきこと

アストン マーティンのディーラーで延長保証を付加することが可能だ。標準プランは1年間2192ポンド(335000円)だが、1498ポンド(229000円)の追加でプレミアムプランにも変更が可能。その際、アストン マーティン正規ディーラーでの有償での点検が求められ、90日後にさらに再点検をしてもらう必要がある。点検費用は初回が600ポンド(91000円)、再点検が300ポンド(45000円)。

いくら払うべき?

2万9000ポンド〜3万4995ポンド(440万〜531万円)

発売当初から2008年までの、4.3ℓモデルが中心。マニュアルとセミATがあり、ほとんどはアストン マーティンでの整備記録があるはず。

3万5000ポンド〜3万9995ポンド(532万〜607万円)

走行距離6万km程の4.3ℓモデルが中心。ロードスターもわずかながら見つかるかも。

4万ポンド〜4万4995ポンド(608万〜683万円)

セミATのクーペとロードスターが揃う。4.7ℓモデルも少数ながら選べる可能性がある。

4万5000ポンド〜4万9995ポンド(684万〜764万円)

状態の極めて良い4.3ℓモデルのロードスターや、4.7ℓモデルが見つかるはず。

5万〜6万9995(765万〜1070万円)

4.7ℓモデルの2010年から2015年モデルまで、選択できる。

掘り出し物を発見

アストン マーティン・ヴァンテージ  登録2006年 走行8.1万km 価格3万3000ポンド(504万円)

この価格帯でも、魅力的なヴァンテージが多く見つかるが、個人売買で出品されているこのクルマは、正規ディーラーでの整備記録が全て揃い、クラッチとブレーキディスク、パッドは新品に交換済み。またクルマに関して、詳しい情報をオーナーから直接聞くことも可能だろう。

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