2018年に世界で登場するクルマ 下半期編

公開 : 2018.01.23 11:10  更新 : 2021.03.05 21:38

12月 その2

ロールス・ロイスカリナン

プロジェクト・カリナンとして進められているロールスのSUVだが、市販モデルの車名は違うものになりそうだ。ベースとなるプラットフォームは、ファントムⅧ以降の各モデルで使われることになる、新開発のアルミ製アーキテクチャーだ。

これは、ブランド史上初の4WD車である。それはファントムと同格のモデルであり、ロールスらしい顔立ちと、レンジローバーのようにスクエアなデザインを併せ持つ。競合するベントレーベンテイガとは異なり、ディーゼルは用意されない。ロールスのブランドイメージには、ディーゼルでは洗練性が足りないといったところか。代わりに想定されるのは電動パワートレインだが、プラグイン・ハイブリッドのような折衷案ではなさそうだ。

起亜プロシード

起亜の3ドアは、ハッチバックに代わってシューティングブレーク的なスタイルとなる。ベースとなるのは、フランクフルト・ショーで公開されたコンセプトカーだ。

メルセデス・ベンツGLE

かつてのMクラスに当たる大型SUVは、次期モデルが年末にも発売される。エクステリアはブランドの方針に従い、他のラインナップとの共通性を強調したものとなる。

スコダ・コディアックvRS

スコダの7座SUVであるコディアック、そのホットモデルに関する情報は、まだ不明な点が多い。ガソリンとディーゼルの各バージョンが用意されるとみられ、スコダ筋によれば強力なトルクを持つものになるという。

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