アウディA2は今、「買い」なのか?

公開 : 2018.01.08 17:40

AUTOCAR記者の今の評価は?

A2の英国仕様は、1.4ℓディーゼル、1.4ℓガソリン、1.6ℓFSI直噴ガソリンというラインナップ。ボンネットはヒンジ式ではなく、整備時に取り外しが可能な作りで、フルード類はグリルから補充できる。撮影した車両は、1.6ℓFSI直噴ガソリン・エンジンが搭載されていた。

3カ月前に購入されたこの個体は、すでに2回整備に入っている。10万kmを走破したA2が英国には多数現存するのだから、警告灯の点灯くらい大目に見てやりたい。

アウディA2は今、「買い」なのか?

後方視界、乗り心地、ステアリングの手応えはいずれも望ましいものではない。しかし、広くて質感の高いインテリアは、欠点を補って余りある魅力だ。

2005年にこのブランドが12億ポンドの損失を計上し、小型車市場から撤退すると発表した時、アウディが作るクルマに時代が追いついていないと評された。あれから10年以上経過した “今”、オールアルミ製スモールカーのマーケットは、単純に存在しないとも結論付けられる。
 

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